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gemelar

つれづれ

赤ん坊を2人同時に育てていて思うことは、子育てでノイローゼになる暇がないんじゃないかと思うくらいにやることが沢山あるということ。双子を育てるのは3倍の労力が必要よと周囲に言われていたけど、本当にそうだった~。イヤイヤ期に辿り着く前の比較的育てやすい時期でも、おむつを替えるお尻はふたつあるし、着替えもふたり、ご飯をあげるのもふたり、寝かしつけもふたり、、自分が座って一息つく瞬間が笑っちゃうくらいにない。手を抜くにもどこを抜いていいのかわからない、旦さんにも掃除や洗い物の一部、子守りも手伝ってもらっているというのに、何だかわからないけど休む時間がない。眠る時間も少ないけど横になる時間がまずない。。

黄昏泣きの時期もあったんだったか・・そんなにひどい時期はなかったように思う、もしくはもう遠い昔で忘れてしまったか・・片手で数える程度、夜中に暗闇で泣く我が子を夫婦ふたりで途方に暮れながら寝かしつけた覚えはアルのでそのあたりが私にとって辛かった時期かもしれない。6ヶ月目あたり。

ただ産後のイライラは例外なく私にも来たです。旦さんに何度キレた(いまだたまにキレてる・・)ことか!産まれてから余計に要領の悪さが目について。それから私の場合、双子の母で早期に会社復帰している状況が、「自分は誰よりも頑張ってる」感をものすごく煽ってる。よくないのはわかっているのだけど、好きで子供おいて働いてる訳じゃないという気持ちがあるので、なかなか旦さんにもしっかり厳しい自分です。双子の子育てにおいて父親の参加は決して「特別」なものではなく「当然」だと思います。

うちの旦さんは子育てが取り立てて得意でもない典型的な男性ですから、泣く子供をあやしたり、イヤイヤする子供にご飯をあげたりするのは本当に辛そう。ただ「ぼく(ら)には母性がないのだから、辛いのは当たり前」と頭から決めつけているのがどうも腑に落ちない。母性がなくても子供が嫌がる気持ちを考えてうまくあやせる男性は沢山いるのだから、多少の努力は必要なのよ、女性だってある程度母親になるための努力はしているんですよーすべて本能だけでうまくいっている訳ではない、きっと上手くあやせないや子育てに苦悩してる人はいる。

旦の子育て参加をもってしても共働きの双子育児は毎日自転車操業フル回転、いつになったら落ち着くのか先の見えない旅の真っ最中です。まだイヤイヤがないだけいいかなと思ってる、多分これから別の大変さが待っているんだろうな、と。旦は、これからのほうが言葉で伝えられるようになるから楽になるはず、と極めて楽観的、心構えのスタンスが全く違う・・あとで「実はそんなに甘くなかった」ことを知ってガッカリするのにねえ。



# by norocco | 2013-02-17 07:46 | 1歳 1yr

段ボールハウス

チャイルドシートを買った時の丈夫で大きな段ボール2つでお父さんが作った段ボールハウスは、およそ4ヶ月経った今も健在、2人の大事な遊び道具。もうだいぶ窮屈になってきているのですが、最近2人一緒に入って文字通り「giggle」するようになって一段と楽しい模様。日本製のガムテープで補強を重ねて2人のためにももう少し耐えてもらわないと。

それにしても建築家としてクライアントにこれだけ喜ばれたプロジェクトは他にないんじゃないかな、父さん笑。CVに載せるべき。

作ってもらった当初
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で、今
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# by norocco | 2013-02-11 23:07 | 1歳 1yr

ご無沙汰してるうちに1歳

二人の成長を見守るのに(のと家事と仕事も)必死でろくに更新もできずに1歳を迎えた我が子たちです。時間差で突発&ウィルス性の風邪に一人ずつ罹った以外は大きな病気もなく元気に冬を過ごしています。日本はインフルエンザが大流行のようですが、こちらは多分寒すぎて(今日はマイナス3度)ウィルスが蔓延しにくいのかもしれません。

6ヶ月あたりから少しずつはじめた離乳食は順調に進んでいて、ありがたいことに何でも食べてくれる二人です。和食中心だからか、市販の離乳食はフルーツのペースト以外はあまり受け付けてくれないので旅行する時はちょっと大変、慣れさせたいのですがなかなか受け付けてくれません、日本のようにレトルト離乳食美味しくないので。こちらの離乳食、おそらく味が濃いのだと思います、小さな子供たちも多分ハムやソーセージ、自分の顔の大きさくらいある塩つきプレッツェルなど平気で食べてる国ですから。茹でブロッコリーとカリフラワーが大好きなのでいつも冷蔵庫に常備、おかげで親の口にはブロッコリーとカリフラワー滅多に入りません・・。あとは、麩、高野豆腐、ひじき、とろろ昆布、納豆も好き。1回の食事をしっかり食べるので、おやつをあげることも滅多になく(3-4日に1回くらい)、あげるとしたら、茹でブロッコリー(また笑)かふかしたサツマイモ(こちらで手に入りやすいのはアメリカ産のオレンジがかったもの)、それからトウモロコシでできたおせんべいのようなもの(Maiswaffeln)、BIO離乳食ブランドHIPPのフルーツヨーグルトあたりでしょうか。最近は取り分けができるので離乳食準備も少しは楽になりました。

12月の誕生日、クリスマス、元旦、レジェスマゴス(1月6日の三賢人の祝日-スペインでは大切な祭日)とイベント続きでしたが、二人には三輪車と子供ピアノが届きました。次女は指一本で鍵盤を弾いてますが(黒鍵だけ弾いてみたり)、長女に限っては寝転んで足で弾いてる始末。。と、全くキャラの違う二人です。

例えばどんなくらい違うかというと:

長女:音楽への反応度高し(クラシック、フラメンコ、ジャズ。アップテンポなリズムが好み)、生後2-3ヶ月くらいから指ぱっちんしようとしはじめ、かすれているけど何かしら音が出るようになった、豪快な動き多し、寝返りうつのに思いっきりエビゾリしたり。それが功を奏してか沢山転びながらも次女より早く歩き始める。

次女:全般的に注意深く慎重派。高いところからは足から降りることなど一発で覚える、音楽大好き、本が大好きで20分くらいはずっとページをめくりつづける、細かい絵が好き。こちらの言うこと(日本語)が少しずつわかるようになってきた、真似をして「こっちこっち」「たー(きたorいた)」と言う。旦は「ぐらしあす」も言ってた(気がする)というけど多分それは気だけだと思う笑。

毎日楽しく過ごせていることに越したことはないです。少しずつ二人で遊ぶ機会も増えてきて見ていて楽しいこともあれば、静かだなと思うと二人で悪いこと(床のパズルピースをもくもくと外していたり・・)をしていたりと暇のない日々です。

私の仕事はというと、今月から新しいポジションになりアジア太平洋の担当からグローバルの担当になったので、アジアのために早起きする必要がなくなって少しほっとしています。とはいえ、子供たちのためにも多少早い時間の業務開始/終了というリズムはキープ予定、ですが、今年はもう少し主人ともども自分たちを労わる余裕も持ちたいなと。。
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# by norocco | 2013-02-11 21:47 | 1歳 1yr

豚も生でいきます

自分の誕生日には、同僚に食べ物などを振舞うのは欧州で見かける習慣。オフィスでもお誕生日の同僚がせっせとケーキ、パン、ソーセージなどなどをキッチンにずらっと用意しては、皆に「ご自由にどうぞ!」とメールを送ります。その振る舞いメニューで、なかなか度肝を抜かれるものが今週ありました。

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# by norocco | 2012-09-06 18:55 | ドイツのこと Germany

近況:仕事と家事と子育てと

仕事復帰してからの4ヶ月間はあっという間でした。平日はシッターさんをお願いして2人のお世話をしてもらっています。保育園も空き待ちしてますが、小さいうちの間自宅に来て看てもらうのは子供にとっては安心できていいのかなと思ってます。シッターさんはちょっと抵抗ある・・などなど言ってられませーん。猫の手でも何でも借りないと双子育児はできません!日本人の経験ある方が見つかって日本語で接してもらえるのは有難い。おじいちゃんおばあちゃんがいるのでスペイン語はよく耳にするけれど、日本語は私(と週末スカイプでの日本の家族)しか話しませんから、シッターのお力を借りて、日本語とスペイン語のバランスは今のところ保てているかも?・・・って保育園始まったらドイツ語が加わってしまう。そう考えると多言語環境の子供の発話が遅いのは自然なことですね。

平日の生活こんな感じ

4-5AM 自分起きる(オフィスまで車で10分は救い)
5-6AM 仕事開始
3-4PM 仕事終わって買物して帰宅
4-6PM 子供たちと遊んだり、家のことしたり。離乳食2食目
7PM  子供たちお風呂
7.30PM 寝る前のミルク
8-9PM 子供就寝
9-10PM 翌日の離乳食準備(2食×2人分)、(余力あれば)自分のお弁当準備
10PM  自分就寝(or仕事が立て込んでるときはここから少し仕事)

出かける直後にどちらが起きてしまい朝一発目の電話会議は結局家から・・ってこともたまにあります。それでもフレックスタイム+在宅勤務OK+車通勤OKしかも近い、と恵まれた条件だからこそなせること。日本にいて同じ状況で出産してたら時短ですら死んでいたでしょう。満員電車に揺られても通勤、もう出来ない!

1週間に1-2度どちらかが夜中に起きたときは、翌日死にそうだけど、双子にしては楽なのではないかと勝手に思っています。思ってないとやってられないお風呂入れるのもおむつかえるのも着替えさせるのもご飯食べさせるのも2人分、その分は当然倍かかりますが。

いれかわりたちかわり家族のサポートが得られているので(6月に実母が、それ以外は義両親が、今は義姉も)、それも感謝感謝。最近は、自分たちの食事が一番プライオリティ低いので笑、ご飯の準備してもらえるのは本当~に有難い。どうしても子供たちのことばかり考えて自分のことはおろそかになってしまいがちなのを身をもって経験中。

ドイツの育休制度はかなりしっかりしているので(最大3年)がっつり使う人が多いらしく、さらにIT業界への女性進出は意外にも少ない。たとえば私がいるフロアには50人くらいいますが私含めて女性は3人のみ。今でも忘れられません、ローカルの上司にあたる人に妊娠報告したときの彼の絶望的な表情笑。まあITで3年休まれたらね、今なら彼のリアクションがよく理解できます。

そんなこんなですが2人はもう8ヶ月半。早い早い早い。次女はだいぶ前からズリバイからハイハイができるようになり続けざまにつかまり立ち、最近はつかまり立ちからゆっくり座れるようになりました。いつも2週間くらい後発の長女もお座りができるようになったところ。ふたりとも小さな哺乳瓶で自分でお茶が飲めるようになりました。大した病気もせずありがたいことに順調です。離乳食も良く食べてくれます。

あと3ヶ月したら1歳・・それまでまためまぐるしい成長が見られるのかと思うと嬉しくもありちょっと寂しくもあり。いやー、歩かないでずっとハイハイでいてと思うときもしばしば。あとは、最近妊婦さんを見ると、あのお腹がとっても懐かしくなってます。旦に「お腹大きいの懐かしいな、もう一回ああなってもいいかな(双子もう一組欲しいということではない)」とぼそっと言ったら、あんなに大きなお腹また抱えたいのかと驚かれて理解に苦しんでいました。この感じは母親にしかわからないんでしょうかね。

近況:仕事と家事と子育てと_e0257108_17253095.jpg




# by norocco | 2012-09-06 17:52
スペイン人の旦那とドイツ暮らし/2011年12月生まれの双子の女の子と黒猫も。
by norocco

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